プラセンタ(メルスモン・ラエンネック)

●プラセンタ注射(皮下注射)(価格は税込み)
プラセンタとは胎盤のことで、胎盤の生理活性成分を抽出した医薬品で、ビタミン・アミノ酸・ヒアルロン酸・ミネラルなど生体維持に必要な多くの栄養素、様々な酵素、細胞増殖因子、サイトカインなどが高濃度に含まれています。効能としては、美白(シミの元であるメラニン色素の生成の抑制)、保湿(肌にしっとり感をあたえる)、細胞の再生(ダメージを受けた細胞を修復し、新陳代謝を高める)、アミノ酸の補給(再生細胞の材料を補給)等で細胞の若返りが期待できます。保険診療の範囲内では、更年期障害や肝機能障害の治療薬として使用されています。一般的に治療継続2-3週目当たりから効果が期待できます。
※メルスモン、ラエンネックどちらも行えます。
※当院では自費診療のみでプラセンタの保険診療は行っていません。

プラセンタ注射 費用(1回)
1本 800円
2本 1,200円
3本以上 プラス500円(1本あたり)

ラエンネックとプラセンタの違いとは

<ラエンネック>
肝機能障害の治療薬として開発された。
・低下した肝機能に対し、プラセンタが持つ基礎代謝促進作用や解毒作用によって、肝細胞増殖因子(HGF)が活性化する。
・肝細胞の数が増えることで、肝機能が回復する効果が期待できる。

<メルスモン>
更年期障害・乳汁分泌不全の治療薬として開発された。
・プラセンタが持つ内分泌調整作用や自律神経調整作用によって『ほてり・のぼせ・イライラ』などの更年期症状を改善する効果。
・ストレスなど様々な理由から乳汁分泌不全に陥っている場合もプラセンタの多様な作用で出にくかった乳汁の分泌を促す。
・ホルモンバランスが崩れてくる更年期《45歳~55歳くらい》の女性にはメルスモンほうが費用対効果が高いかもしれない。

保険適応の疾患

<ラエンネック>
・肝機能障害(B型・C型肝炎のウィルスやアルコール性肝炎、肝硬変など)
<メルスモン>
・更年期障害(概ね45歳~59歳)・乳汁分泌不全

自費診療による期待できる効果

・メルスモン、ラエンネックの自費注射による効果はほぼ同じである。

プラセンタの効果

・美肌/美白効果、小じわ改善
・肝機能強化
・新陳代謝の向上、疲労回復
・免疫力強化
・抗酸化作用
・冷え性、肩こり、腰痛
・抗炎症作用
・抗アレルギー作用
・血行促進作用
・育毛効果
・男性機能改善作用痛
・自律神経調整作

プラセンタの働き

・免疫割賦作用…病気に対する抵抗力を高める
・活性酸素除去作用…活性酸素を除去し、老化を防ぐ。
・強肝・解毒作用…肝臓の働きを強化する。
・妊婦の乳汁分泌促進作用。
・抗アレルギー作用…アレルギーを抑える
・疲労回復作用。
・美肌促進作用…シミ、しわ、ニキビなどを抑え美白する。

仕様上の注意

①慎重投与
アレルギー体質の患者

②副作用
たん白アミノ酸製剤の為、ショックを起こすおそれがある。 このような症状が表れたとき投与を中止し、適切な処置をとる。プラセンタは、比較的副作用が少ない製剤であり、注射する漢方薬などとも言われることがありますが、 下記のような点が確認されておりますので、症状が現れる方・気になる患者様は医師へご相談ください。

・注射部位の疼痛
・過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)
・注射部位の硬結
・頭痛
・肝機能障害(AST,ALT 上昇など)
また、ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸などを含有する製剤であるためショックを起こすことがあります。
※このような症状が表れた時は、投与を中止にすること。

16種類のアミノ酸含有している

リジン、アラニン、アスパラギン酸、ロイシン、グルタミン酸、グリシン、バリン、セリン、チロシン、 フェニルアラニン、スレオニン、アルギニン、プロリン、イソロイシン、メチオニン、ヒスチジン
(核酸、ミネラル) ※たんぱく質は含まれない

薬効・薬理

①組織呼吸促進作用
②創傷治療促進作用
③抗酸労作用
④硝子体及び球結膜下出血の吸収促進作用

その他

①献血…NG
②ドナー登録…NG
③輸血…OK
④臓器提…基本NGだが、お互いのやり取りで双方の同意があればOKとする。
※アンプルのロットNO.と接種した患者名は20年保存。

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